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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. cri0841 ★★★ (2020-02-16 23:37:29)

2015年発表の7th。『Live N Lethal』なるライブ盤とのセット販売あり。NWOBHM勢の中では比較的マイナーであろう彼ら。
『Let It Loose』しか印象的な曲が無い、とか散々な言われ方もされたろうが、今回は疾走曲も数曲収録されて、結構楽しめる。
2曲目"Lock N Load"等は正統派ファンならガッツポーズものでしょう!
あとはいかにもブリティッシュ・ハードロックなミドル曲が並び、バラード曲なんかもある。枯れたVoも味がある。
なかなか良い出来かと思うんだけどなぁ。この薄暗い空気感がいかにもNWOBHMだと思うんだけどナァ・・・。




2. 失恋船長 ★★★ (2025-05-22 22:55:47)

90年代に復活するもツインギター編成ではなくトリオとしてのバンド活動でした。ご多分に漏れずモダンヘヴィネス化の呪縛からは逃れることは出来ず、正直やっちまった感の強いアルバムをリリースしました。今作は2015年にリリースした文字通り7枚目のフルアルバムなのですが、若いギタリストを引き連れてLoose 'n Lethal時代のマインドを取り戻す事に成功。
まぁ、リバイバルムーブメントが後押しとなっているのですが、②曲目に飛び出すLock n Loadなんかモロにやりにいっていますからね。

オープニングナンバーから感触は良好。その流れを堰き止めない狙いすました②、ヘヴィなブルースロック③と続きベテランらしい風格を漂わせます。中低音域を駆使して、無理をしない歌い回しも好感が持てるし、このサウンドプロダクションも英国風味を感じさせるモノであり、多くのファンが待ち望んだ作風に落ち着いている。

初期のマインドを戻した彼らに迷いはない。多くのバンドが同じ過ちを犯した。モダンヘヴィネスで求心力を失い、過去の栄光にすがるだけのバンドが多い中で、SAVEGEは何とか延命治療を行い、長いリハビリを経て前作あたりで、モダンヘヴィネス化と手を切る。
それもこれも時代の流れなのだが、今作がモダンヘヴィネス時代を無視していない点も好感が持てるパワフルなロックナンバーから、垣間見る原始的サウンド、彼らのキャリアを考えると当然と言える音楽性だし、等身大の魅力を詰め込んだ結果でもある。

速いだけがメタルではない。ヘヴィな曲こそメタルである。今作は単体での作品もあるのだが、2014年に行われたライブ盤がカップリングされた6面識のリバーシブル仕様のCDもあります。そのジャケがLoose 'n Lethalなんですよね。これは実に美味しいリバーシブル仕様です。

METALLICAにカヴァーされたLet It Loose。その印税はバンドの大きな活力と活動資金を提供したはずです。まぁEBONYだからヤバそうですが、2025年には新曲を披露と、久しぶりのアルバムをリリースしてくれそうなので期待大ですね。

ちなみにHeaven&Hellみたいな曲で、このバンドのオマージュ癖は抜けないなぁ。



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